【簡単】明日からできるSDGsアクション10選|お金をかけずに始めるサステナ生活

近年、「SDGs」や「サステナビリティ」という言葉を耳にする機会が増えています。

しかし一方で「取り組みのハードルが高い」と感じている人も少なくありません。

本記事では、ほとんど費用をかけず、誰でも取り組むことができるサステナブルなアクションを10個紹介します。「これならできる」と思えるものを、ぜひ1つ選んで試してみてください。

本記事の内容はYouTube動画でもご覧いただけます。

目次

①デジタル断捨離

多くの人が、企業から届くメルマガやセール情報でメールボックスが一杯になっているのではないでしょうか。実は、この不要なメールを「届かないようにする」「削除する」という単純な行動がCO₂削減につながります。

イギリスの研究によれば、1通のメールが排出するCO2は平均で約4gとされています。これは、電球を6分間点灯させるのと同程度の排出量に相当します。そのため不要なメール購読を停止することが、環境負荷の軽減に貢献できます。

また、メールやクラウド上のデータはデータセンターで24時間稼働するサーバーにより維持されます。オンラインショッピングを利用した際に届く多数のダイレクトメールを、「後で読もう」と受信箱に残したままにしてはいないでしょうか。

この「後で」が積み重なるほど、データセンターに保存され続けるデータ量が増え、結果的にエネルギー消費を押し上げている可能性があります。

まずは下記2点を習慣化してみてください。

・「もう読まない」メルマガは配信停止に
・1日5分、受信箱の整理を習慣化

②不要DMの受け取り拒否

先ほどはデジタル上のメールについて触れましたが、紙媒体のDMを断捨離する方法があります。

自宅のポストに、利用した記憶のあるお店や企業から定期的にカタログや案内が届くことがあります。それらを読むことなくそのまま廃棄しているとすれば、紙やインクをはじめとする資源が無駄になってしまいます。

不要なDMを受け取らないことができれば、紙の原料となる木材や水といった資源を守れるほか、印刷や配送に伴うCO₂排出量の削減にもつながります。

では、具体的にどのように断ればよいのでしょうか。多くの場合、インターネット上の会員サイトから配信停止の設定を行う方法が一般的ですが、実はより簡単な方法があります。

それが「受取拒否」という手続きです。

届いた郵便物に赤字で「受取拒否」または「受取辞退」と記載し、その下に氏名を記入、もしくは印鑑を押します。それを郵便ポストに投函するか、配達担当者へ渡すだけで差出人に返送され、多くの企業では発送リストから除外される仕組みになっています。

ただし、開封してしまうと受取拒否できないので注意してください。

意外と知られていない方法ですが、メール整理と合わせて試すことで、自宅のポストもすっきりします。

③SDGsポイ活

歩いた距離や自転車の時間、電車での移動などエコな移動をするとポイントが貯まるアプリ・サービスが増えています。どうせなら地球環境に配慮しながらポイントを貯められたら理想的ではないでしょうか。

近年、まさにその発想を取り入れたサービスが増えています。

例えば、「トリマ」というアプリでは、移動手段を自動車から自転車や徒歩に切り替えることで、通常より多くのポイントを獲得できます。貯めたポイントはAmazonギフト券やPayPayなどに交換できる仕組みになっています。

「環境のために歩こう」と毎日意識するのは、実際には継続が難しいかもしれません。しかし、「歩けばポイントが貯まる」という仕組みであれば、ゲーム感覚で取り組めるため、無理なく続けやすくなります。

意識しなくても、結果として環境に貢献できているという点は、大きな魅力と言えるでしょう。

④検索エンジン「ECOSIA」

インターネットで調べものをする時、多くの人はGoogleやYahooを使っていると思います。もし、その検索を「ECOSIA」という検索エンジンに変えるだけで、植林活動に貢献することができます。

ECOSIAはドイツで生まれた検索エンジンで、検索画面に表示される広告収入の80%以上を、WWFなど植樹活動を行う団体に寄付しています。普段通り検索するだけで、植林に間接的に参加できる仕組みです。これまでにECOSIAは、アフリカや南米を中心に、2億本以上の木を植えてきたとされています。

引用:Ecosia(https://www.ecosia.org/)

導入も簡単で、使っているブラウザのデフォルト検索をECOSIAに変更するだけ。使い心地も一般的な検索とほとんど変わりません。

検索を切り替えるだけで始められる、手軽なSDGsアクションです。

⑤古本の寄付「チャリボン」

読み終えた本、1度しか開いていないビジネス書などが自宅に眠っていませんか?フリマアプリで売る方法もありますが、撮影や発送など手間がかかります。とはいえ、古紙回収に出すだけではもったいないと感じる人も多いでしょう。

そんな時に便利なのが「チャリボン」などの古本寄付サービスです。本やDVD、ゲームを箱に詰めて送るだけで、その査定額がNPOやNGOなどの活動資金として寄付されます。教育、環境、医療など、寄付をしたい分野も選べます。

送料が無料で、自宅まで集荷してくれるサービスもあり、手間がほとんどかかりません。本棚を整理しながら、社会に役立つ寄付ができる方法です。

「自分のいらない」を「誰かのありがたい」へ。寄付という形で循環に参加でき、本棚もすっきり整います。

引用:チャリボン(https://www.charibon.jp/

・自分の関心分野(教育・環境・医療など)を選んで寄付
・送料・集荷対応のサービスなら手間も最小

⑥地域掲示板(ジモティー等)で譲る・もらう

読まなくなった本だけでなく、着なくなった服、サイズの合わなかった衣類、使わない小型家具や家電など、家庭内には意外と不要品が残っています。

これらを粗大ごみとして処分する場合、費用が発生する上、指定された日時に指定場所まで運ばなければならず、手続きが面倒と感じることもあります。

その際に便利なのが、地域のユーザー同士で不用品を譲り合える「ジモティー」です。最大の特徴は、無料で出品できる点にあります。「無料で譲ります」と登録すると、想像以上に早く「譲ってほしい」という連絡が来ることがあります。

不要な物を手放し、必要な人に活用してもらうことは、ごみの削減や資源の有効活用につながり、SDGs目標12「つくる責任 つかう責任」にも直接関係します。

引用:ジモティ(https://jmty.jp/?srsltid=AfmBOopoL_jFrYzwljsid2Kkro5Qv9oSqXtubuiwpgfMyEufnsfSw9MD

・引っ越し時の整理に効果的
・粗大ごみに出す費用や手間を省ける

⑦家事の見える化

家庭内には「名前のない家事」が多く存在します。トイレットペーパーの芯を替える、ゴミ袋をセットする、シャンプーを詰め替えるなど、どれも生活に欠かせないのに、見落とされがちなタスクです。

こうした作業は、誰かが行わなければ生活が成り立ちませんが、結果として女性側に偏りやすいと指摘されています。

そこで一度、家庭内の家事をパートナーと一緒に全て洗い出してみることが有効です。「家事育児100タスク表」を検索すると、無料でチェックシートをダウンロードでき、お互いがどの家事をどれだけ担っているかを客観的に“見える化”できます。

現状を見える化することで、「こんなにやってくれていたんだ」という
感謝と気づき
が生まれ、フェアな分担の対話が進みます。

定期的に見直してアップデートすれば、偏りが生まれにくくなり、家庭内の協力関係も安定します。

家事育児100タスク表

引用:朝日新聞出版(https://publications.asahi.com/feature/aera/pdf/160620/tomobataraki_160620.pdf

・無料のチェックリストを活用
・定期的に見直して、家庭内の協力関係も安定

⑧ミートフリーマンデー

お肉は多くの人にとって身近でおいしい食材ですが、牛や豚といった家畜を飼育するためには、大量の水や穀物、土地が必要で、環境負荷が大きいことが指摘されています。

とはいえ、「今日から肉を一切食べない生活にしよう」と言われても急に実行するのは難しいものです。そこで取り入れやすいのが、週に一度だけ肉を控える「ミートフリーマンデー」です。

名前の通り月曜日に肉を食べない日を設定する方法で、ポール・マッカートニーが提唱したことでも知られています。月曜日が難しければ、他の曜日でも構いません。大豆ミートに置き換える必要もありません。まずは「頻度を減らす」という感覚で取り組むだけで十分です。

豆・きのこ・雑穀などを取り入れると満足感を保ちやすく、「今日はどんな野菜料理にしよう」とゲーム感覚で続けられます。月曜が難しければ、火曜でも水曜でも構いません。頻度を少し減らすだけでも、確かな一歩です。

⑨トイレの「大・小」を正しく使い分ける

一見当たり前に思えるかもしれませんが、無意識に毎回「大」で流してしまっているケースも少なくありません。

あるトイレメーカーの例では、「小」の使用時は約3.6リットル、「大」の使用時は約4.8リットルの水が使われるとされています。その差は約1.2リットルです。

東京都の水道料金(1リットル約0.24円)で計算すると、1回あたり約0.29円の差になる計算です。

「たったそれだけ」と感じるかもしれませんが、全国規模で積み上がれば、節水・節約効果はとても大きくなります。家族でルールを共有し、来客時にもさりげなく案内を置いておくと、無理なく徹底できます。

・使用時は大小の使い分けを行う
・来客時もさりげなく案内表示をしておく

⑩お気に入りのエコバッグを1つ選び、最低50回使う

レジ袋の代わりにエコバッグを使うことは一般的になりましたが、ぜひお気に入りの1枚を長く使いましょう。

エコバッグは製造時のエネルギー負荷がレジ袋より大きいため、最低でも50回以上の使用が望ましいと考えられています。

筆者がオススメしているのは、スタンダードプロダクツのエコバッグです。見た目はシンプルながら容量が大きく、牛乳パックや2リットルのペットボトルも余裕で入ります。特徴的なのは、折りたたんだ際のコンパクトさで、カバンに常に入れておいても邪魔にならないため、「持ってくるのを忘れた」ということが起こりにくくなります。

身近な取り組みだからこそ、自分なりのこだわりを取り入れながら、長く続けられる方法を見つけることが、サステナブルな暮らしへの一歩になります。

・畳むと極小で、常時携帯できるものを選ぶ
・丈夫・大容量・洗濯できる素材を選ぶ
・最低50回以上は使用する

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SDGsに貢献するアクションは、はじめから完璧を目指す必要はありません。今日からできるアクションを1つだけ選び、まずは1週間続けてみてください。

それが慣れたら、次のアクションに挑戦するなど、大事なことは皆さんが無理なく続けられることです。

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